5月
30
DIARY
NAKAGIN
こんにちは
本日は話題になっている解体工事についてです
日本を代表する建築家 黒川紀章さん(1934~2007年)の傑作として知られる
「中銀カプセルタワービル」(東京・銀座)の解体工事が進められています
四角い形に大きな丸い窓の近未来的な構造物で、多くの人を半世紀にわたり魅了してきました
住宅カプセル計140個が組み合わさっている構造で、建築思想「メタボリズム(新陳代謝)」を象徴する建物
建築や都市計画も生命が成長するように、造形モデルを展開すべきというもので、黒川さんらが1960年代に提唱しました
皆様知っての通り、コンセプトは古くなったカプセルを取り替えて何度も新しく蘇る住宅でした
実は、10年前から同じ住宅カプセルが、
さいたま市浦和区の北浦和公園彫刻広場に常設展示されており、解体工事を機に改めて注目されています
住宅カプセルは高さ268cm、幅418cm、奥行278cmの四角い構造物
中に入ることは出来ませんが、丸い窓から室内を覗く事が出来ます
解体により、一部の住宅カプセルは美術館などへの寄贈が検討されるなど注目が高まっています
跡地がどうなっていくのかも今後の楽しみですね
弊社シリーズも後世に残っていく喜びがあります
DB Osakabe