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皆さん、こんにちは! 本日のBlogを担当します、RookieのMatsuoです。 6月、湿度の高い日が続きますが、皆さま仕事に邁進されている事かと存じます。 しかし、たまの休みは大事。 土日は勿論、偶に祝日もくっついてゆっくり休める、そんな事もありますよね。 そんな貴重な祝日が、6月にはありません。 今回は、そんな祝日のお話をさせていただきます。 国民の祝日とは、 「国民の祝日に関する法律」の 第2条で16の祝日が定められており、 第3条でそれらを休日とする、とされています。 そして、そんな祝日が6月だけありませんでした。 これは偶々祝日に値する記念日が6月に無かっただけであり、実際令和になって12月も祝日が無くなりました。 決して6月が嫌いな人が昔いた訳では無いです笑   そんな6月、皆さまならどんな祝日を考えますか? 「雨の日」や「梅雨の日」といった雨に関する祝日が思い浮かぶ方、多いと思います。 実際、雨は古来より天の恵とされ、農耕文化の強い日本では大変ありがたがられて来ました。 そんな雨に感謝する日として、雨の日があってもいいんじゃないかなとなりますが、じゃあ何日にする?となると難しいですよね? 記念日も無い、暦に関する天文学の要素も無く、特別な出来事があった訳でも無い、、、 では6月にはどんな祝日がありそうなのか、、、 それが6月10日「時の日」です!   現在も6月10日は、時間に関する文化を大切にする日として「時の記念日」に制定されており、祝日の有力候補とされています。 時を遡って671年6月10日、当時の天皇である天智天皇が都である近江大津宮で、日本で初めて水時計を用いて時を知らせた事に由来します。 皆さまが普段から意識している時間は、ここから始まったのです。   そんな天智天皇を祀るのは、滋賀県にある近江神宮。   ここでは毎年6月10日に「漏刻祭」という、時に関する文化の発展を願う祭りが開催されたり、(漏刻=水時計)   近江時計眼鏡宝飾専門学校という、日本に3校しか無い時計専門学校があったり、   日本最古の懐中時計も展示されている日本初の時計博物館があったりと、 日本が誇る時の聖地が、近江神宮です。 滋賀を訪れた際には、是非、天智天皇より続く日本の時を体験していって下さい。   そして皆さまお忙しく日々の時間を意識することってなかなか難しいことかとおもいますが、 未だ祝日のない6月の、未来の祝日「時の日」として、近江の地から始まった時間の大切さを今一度意識して過ごしてみませんか?   【参考】 ・https://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou.html ・https://oumijingu.org/