BONSAI
Good morning!! おはようございます! 本日のBlog担当はPresident Office moriyamaです!
コロナの再拡大により、 時短営業要請、GOTOトラベル中止など、
まだまだ長い戦いとなりそうですね。
さて、本日はコロナで家で過ごす時間が長くなる中、 一つの楽しみとして『盆栽』をご紹介したいと思います。
盆栽と聞くと、古臭く、オヤジ臭い、手入れが面倒、
などなど負のイメージが強い存在かと思いますが、
最近では若い方々、そして海外の方々も盆栽の魅力に引き込まれている方が多いんです。
まずは盆栽の歴史から振返ってみたいと思います。
盆栽は、遡ると中国から遣隋使や遣唐使によってもたらされたといわれています。
平安時代には貴族が植物を器に植えて鑑賞していたといい、
鎌倉時代にはさまざまな樹種や鉢が用いられるようになりました。
そして、江戸時代になると大名から町民までの間に幅広く広まり、
この頃、「盆栽」という呼び方が使われるようになったと考えられています。
そうしたなか、明治の頃には、
現在の盆栽につながる「小さな鉢の中に壮大な自然の美を表現し、
それを鑑賞する」といった日本ならではの芸術観が確立されていきます。
近年は、欧米を中心に「BONSAI」として愛好家が急増し、
国内でも、これまで“年配の人の趣味”というイメージの強かった盆栽が、
若い人や女性に受け入れられるようになっているそうです。
その流れのなかでより手軽に楽しめる「超ミニ盆栽」が生み出されたのは、自然な流れなのかもしれません。
そもそも盆栽とは、
「幹や枝に手を加え育てた鑑賞用の鉢植え」のこと。
樹形をととのえ、小さな鉢の中に自然の景観を表現するところがふつうの鉢植えとの違いで、
思いどおりに仕立てるには何年もの月日が必要です。
大きく育てていくためには、時間だけでなく場所や費用も必要で、
そのため、盆栽は比較的時間などに余裕がある人の趣味として広まってきました。
最近は、園芸店だけでなく雑貨屋などでも盆栽が売られていることも多く初心者が気軽に始めることができます。
盆栽には一年中緑を楽しめる一般的な松柏盆栽・四季の移り変わりを感じることができる雑木盆栽・花や実を楽しめる花もの盆栽、実もの盆栽などがあります。
このコロナをきっかけに、
新しい趣味に加えてみてはいかがでしょう。