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11月
04
DIARY

11月、世界でいちばん早い“乾杯”を

こんにちは!本日はKenichiが担当します!

 

 

今回は今月解禁されるボジョレーヌーボーについてです!

 

秋の夜長とともに訪れるワインの祭典、ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日。2025年の解禁日は 11月20日(木) です。

 

 

毎年の恒例行事でありながら、その背景にはブドウの育成、気候変動、そして収穫までの緊張が潜んでいます。今年も例外ではありません。

 

 

収穫へ至る道 ― 過酷と期待の狭間

今年のボジョレー地域では、6月から7月にかけて晴天が続き、8月には乾燥と日照がブドウを見事に育みました。

 

さらに、熟成待ちのような収穫開始の遅れ(8月28日開始)もあり、果実に糖度・アロマ・酸のバランスが整ったとのレポートもあります。

 

言い換えれば、今年のヌーヴォーは「軽やかでフレッシュ」以上に、「質実かつバランス型」と評される可能性が高いです!

 

ガメイのぶどうの房は木になっている

 

味わいの予想 ― 果実の息吹と静かな強さ

 

ワイン評論家らの見立てでは、2025年ヴィンテージは「果実味豊か、かつ酸もしっかり備える」ものになるとの予測です。

 

つまり、軽やかさだけを求める従来の“ヌーヴォー像”を超え、「成熟した若さ」のような魅力を持つ一本に出会えるかもしれません。

 

例えば、口に含んだ瞬間に“摘みたてのチェリー”がふわりと広がり、そのまま“洗練された果実の余韻”へと続く様を想像してください。

 

ワイングラスで乾杯をしている様子

 

保存と楽しみ ― 軽やかに、しかし丁寧に

 

解禁後、できるだけ早く楽しむことをおすすめします。数か月以内に味わいのピークが来る可能性が高い年です。

 

保存環境も忘れずに。直射日光を避け、温度変化の少ない場所に。「今このワインを飲むために今この場所がある」とでも言いましょうか。

 

今年のボジョレー・ヌーヴォーは、ただ「季節の祭りワイン」以上のものを提供してくれる予感があります。軽快に飲み流すもよし、香りや余韻をじっくり味わうもよし。

 

是非皆さんも楽しんでください!

2025-11-04DIARY