福岡市 in winter
厳しい寒さが身に染みるこの季節、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回のBlogはRookieのMatsuoが担当させていただきます。
今回の舞台は福岡県福岡市、オンリーワンな町の魅力「屋台」について
皆様、屋台は利用したことはございますか?
あります!という方が多いと思います。
それもそのはず、そも屋台は日本全国各地に存在しており、福岡にしかないわけではございません。
ではなぜ福岡の屋台が特別なのか?
それはずばり数!
今福岡の屋台に行きたい!という方には
「101」の選択肢が存在します。
これだけの屋台が一同に会し特有の雰囲気を生み出しているからこそ、福岡の屋台は観光客からの人気を得ているのです。
少し歴史の話をします
戦後まもなくの日本に屋台は登場しました
屋台はあっという間に日本各地に広まり、その一か所にとどまらないスタイルから戦後の疲弊した日本人の生活に溶け込みました。
そこから益々増えるのかと思いきや、衛生面の問題を重く見たGHQによって屋台全廃の方針が取られました
それによって全国各地の屋台が国や県によって廃止されていきました。
そんな中、福岡県議会では屋台全廃反対運動を展開、国に陳情してまで福岡の屋台を守りました。
福岡は屋台を守り続け、1965年は福岡屋台の全盛期、427軒が営業していたそうです。
その後店主の高齢化や屋台職人の減少で少しずつ減っていきました。
そこに歯止めを入れたのが2016年、屋台の公募が開始し、現時点で37の屋台が公募で営業を開始しましております。
このように、今の福岡の屋台はピンチを乗り越えた先にあるものです。
今では昔ながらの焼き鳥、おでん、ラーメン屋台に加えて、てんぷら、中華、フレンチなど時代の移り変わりに合わせるように多様な屋台が、今の福岡をにぎやかにしてくれています。
なんで冬なのか?
冬の寒さで凍えながら同じく列をなして待っている観光客と、屋台の全然隠れてない幌越しに見える料理を見ながら腹を空かせて交流しながら、
屋台のおっちゃんに呼ばれて幌をくぐれば圧倒的な熱気、そして五感に訴えかけてくる料理の数々
焼き鳥やおでんを食べながら、出身も性別も肌の色も違う、ただ同じ屋台を選んだというだけの隣人との一期一会を楽しみ、
しめは長浜ラーメン、もちろんバリカタ
その満足感をむねに、身も心もあったかくなれるのが、冬だからです。
福岡屋台の雰囲気を、ぜひ一度