10月
20
DIARY

囲碁

「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、

先月下旬からかなり気温が下がって「ホッ」としているところに、

次々と台風が襲来 やはり異常気象なんでしょうね

今回は 外に出る機会が少なかったので 室内でできる囲碁の話です

皆さんは 囲碁って老人のゲームと思っていませんか

この囲碁 今 20代から30代の女性に大人気なんですよ

東京麹町には ダイヤモンド囲碁サロンというところがあって 

大変な人気だそうです

ここは お酒を飲みながら碁を打てて

毎週水曜と金曜の夜は 深夜まで営業し

初心者には 入門レッスンも行っているそうです

平安の昔 囲碁は女性の遊びだったそうですから

女性受けするゲームなのかも知れませんね

さて 日常何気なく使っている言葉で 囲碁にまつわるものが沢山あります

「目」がない  「駄目」を打つ  「布石」を打つ

「定石」どおり  「傍目八目」  「捨て石」になる 

「白黒」を付ける  「一目」置く  「下手」を打つ

などなどは その典型です

囲碁にまつわる言葉の一つに 「手を抜く」というのがあります

囲碁は盤上の陣地(地といいます)が 対戦相手より少しでも多い方が 勝ちになります

重要なのは 「着眼大局、着手小局 」 「大場より急場」ということで

常に全体をみて 何処から手(石)を着けるか 勝敗を左右する場所はどこで

そこに手(石)を打つには どの場面で手を抜くか ということになります

囲碁は白と黒の碁石を 交互に打つゲームなので

どこかで手を抜かないと 急場(勝敗を決する場面)に 対応できなくなってしまいます

「手を抜く」という言葉は 今では悪い意味に使われますが

囲碁の世界では「次の一手」のための 「手抜き」が最も重要になります

これって 私たち日常とか仕事にも 必要なことだと思いませんか

囲碁は 自分を見つめ直し 人を知る、ゲームです

興味をもった方 はじめてみませんか 本当に楽しいですよ

最後に 囲碁界の美女美男棋士の写真です

因みに 水間俊文七段と青葉かおり四段は 以前にご指導いただいた先生です

9GATES

井山裕太九段(囲碁タイトル七冠のうち六冠保持者)

9GATES

水間俊文七段

9GATES

左・青葉かおり四段 右・万波佳奈四段

9GATES

吉原 由香里六段

9GATES

万波奈穂三段

2013-10-20DIARY