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3月
20
DIARY

古いものを新しく

こんにちは
cs oumiです。
先日、北海道函館の祖父母宅へ行きました。
(今は誰も住んでいません)
明治17年築の函館のoumi家

 
 
2003年に保存工事を行い今もきれいに残っています。
元々は茅葺屋根だったのですが職人さんがもういないとのことで、瓦と銅板の屋根になりました。
最初は10円玉のような銅色でしたが年月が経ち良い感じの緑色になってきています。
 
 


 
ふすまには16枚の近江八景。
「比良の暮雪、堅田の落雁、唐崎の夜雨、三井の晩鐘、粟津の晴嵐、矢橋の帰帆、瀬田の夕照、石山の秋月」の8ヶ所で、歌川広重の浮世絵などによって広く知られるようになったそうです。
先祖は元々滋賀なので、先代の方々が故郷を忘れまいとしたのでしょうか。
ふすまの絵は長野の職人さんによって修復されています。
 



 
神棚と仏壇は京都の職人さんによって修復されました。
玄関は吹き抜けにして現代風に。
 

 
明治22年の近畿地方の新聞でしょうか?
 


 
子どもの頃はもっと広く感じました。
時代が変わっても残り続けるのが建物の魅力的なところですね。

2023-03-20DIARY