おもしろきこともなき世におもしろく
おはようございます!
本日のBlogはSL Tataraがお送りします😌
さて、前回のBlogで、最近私の心を掴んで離さないCOTEN RADIO
その中でも幕末の長州藩 松下村塾の塾長を務めた、吉田松陰についてお伝えしました
今回は松陰の弟子で、日本を明治維新へと導いた高杉晋作について
皆さんに知って頂きたいと思います🤔
何を隠そう私、日本史の登場人物の中でこの高杉晋作が一番好きです
当時の長州の重臣の家の長男として生まれた晋作
破天荒なイメージで知られているかも知れませんが、
実は彼の父はとても保守的な人だったそうです
上級武士の長男だった晋作は、藩校『明倫館』に入学
しかし優等生ながら何か物足りなさを感じていた晋作は、
親に内緒で私塾である『松下村塾』へ入門して…
そこで出会ってしまうのです…
人生の師と…
松陰が松下村塾でどのような講師だったかは
前回のBlogに書いた通りなので割愛させて頂きます😌
松陰の広い知識と日本を憂う心に影響を受けていく晋作
松陰が処刑されてからは、その志を継ごうと活動していくのですが…
実は晋作の人生は、ずーっと失敗・挫折・葛藤続きでした
・松下村塾ではNo.2止まり
・エリートであるが故の父親と松陰の板挟み
・不器用故誰にも理解されない志
表舞台に立てていた訳でもなく
偉人であるにも関わらず、とても人間味が感じられます😢
あまり書きすぎると歴史の授業になってしまう為
COTEN RADIO 高杉晋作編を聴いて下さい
実は晋作が偉人として後世に語られる時期は人生の最後の最後
色々あって長州藩が幕府・朝廷の敵と認定されていた頃、明治維新の直前です
誰がどう見ても詰んでいる状態の長州には本当に誰も味方をしない状況でしたが…
晋作はたった一人から、状況を打開すべく動き出すのでした…
全員が諦めているタイミングで諦めていない、というのに勇気を貰えます🥺
「これよりは、長州男児の腕前お目にかけ申すべし」
元々自分たちを支持してくれていた貴族に、たった一人で啖呵を切り
1人で始めたクーデターに、結果的に80人味方を付け、2000人の敵を撃破(笑)
そしていよいよ幕府を倒して明治維新!!!
というタイミングで晋作は病死するのです…
ずっとくすぶっていた人間が最後の最後で表舞台に立って舞台の上で死ぬ
ドラマ過ぎますね🥺
しかも享年は27歳、今年の私と同い年です
その時に詠んだとされる辞世の句がタイトルで
『こんな面白くもない世の中を面白いと思うのは自分の心次第だ』
という意味のようですが
27歳でこれを書けるのは人生が濃すぎます(笑)
どんなに絶望的な状況でも諦めず、
アクションを起こし続けた事で結果的に日本史も世界史も動かした高杉晋作
実は本当に絶望かどうかは関係なく、絶望だと『思う』か『思わない』かが大事なのかも知れません