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6月
10
DIARY

【オークションレポート】落札ゼロ。でも心は満たされました。

こんにちは!Kenichiです。

前回のブログで紹介したワインオークションについての続編です。

参加された皆さま、お疲れさまでした。私も張り切って参戦したのですが……結果から申し上げましょう。ええ、すべて不落札でした。

とはいえ、落札できなかったからといって、心が貧しくなるわけではありません。

むしろ今は、あの緊張感と高揚感を思い出しながら、デイリーワインをちびちび味わっているところです。

今回の最高額は、まさかの640万円!

さて、今回のオークションで最も注目を集めたのは、落札価格640万円のロットです。


その金額を聞いた瞬間、「え、ワインって車より高いのあるの?」と、思わず持ち車事情が頭をよぎった方もいるのではないでしょうか。

この価格帯になると、もう「飲む」ではなく「敬う」レベル。栓を抜くときには、きっと無言で正座してしまうに違いありません。

もちろん、こうした高額落札の裏には、それだけの価値と物語が詰まっているのも事実。

手が届かない。でも、見ているだけで楽しい。

正直なところ、私が狙っていたワインも、開始10秒で予算オーバー。


「まだ上がるの?」「え、まだいくの?」と画面に語りかけるだけの簡単なお仕事となりました。
でも不思議と、悔しさよりも爽快感が勝ったんですよね。

落札できなかったけれど、最高のパフォーマンス(=入札合戦)を目撃できた満足感。これも、TOPLOTのオークションならではの醍醐味です。

そして…ロマネ・コンティ、一本300万円

今回、個人的に特に心がざわついたのは、ロマネ・コンティが300万円で落札された瞬間でした。ちなみに手数料が16.5%かかるので、手数料だけで495,000円…


そう、ワイン界の王様。「一度でいいから飲んでみたい」と誰もが願う、あのロマネ・コンティ様。

ほんとに一口でいいから飲んでみたい…

※ちなみにそのロマネ・コンティ、開けた瞬間に部屋の空気が3ランクくらい上品になるらしいです(嘘ではない)。

ワインと人生、どちらも“次の一本”が楽しみ

 

こうして見ると、ワインオークションって人生そのものかもしれません。
欲しいものに手が届かない日もある。でも、それは次の出会いのためのステップ。


次こそは…!というリベンジの気持ちと共に、ワインラックにそっと空きスペースを作っておく、そんな時間もまた贅沢なんです。

というわけで、今回のオークションは「不戦勝」ならぬ「不落札勝」。
財布は無傷、心はほっこり。


次回こそ、あの一本を手に入れるぞと、今からセラーの掃除を始めています。

2025-06-10DIARY