酉の市 2023
こんにちは
早いもので11月下旬
今年は暖冬傾向と言われ、朝夜はもちろんですが、急に冷え込む日もあります
冬型の気圧配置は弱く降雪量も少ないかと予想されていますが、
寒気が流れ込むと、海面温度と差が大きく雪雲が発達し、
急な大雪となる恐れがあります
体調管理、天気状況を気にしながらお過ごし下さい
さて、本日はこの時期の恒例行事について
それは【酉の市】
酉の市とは日本各地の鷲神社(大鳥神社、大鷲神社、鷲神社=おおとりじんじゃ)の年中行事で、
縁起ものがたくさんついた縁起熊手が名物で、新年の開運招福、商売繁盛を願うお祭りとして親しまれています
諸説ありますが江戸時代から続く行事で、
その起源は、花又村(現在の東京都足立区)の大鷲神社
近隣の農民たちが、秋の収穫を祝って鷲大明神に鶏を奉納したのが始まりとされています
奉納された鶏は、祭りのあと浅草の浅草寺に運ばれ、観音堂で放たれたそうです
縁起熊手のほかにも八頭(里芋の一種)や黄金餅(粟餅)なども人気となって、
正月を迎えるための最初の祭りとして定着しました
酉の市は11月の「酉の日」に行われますが、
酉の日は12日ごとに巡ってくるため、11月に3度行われる年もあり、
1度目を「一の酉」、2度目を「二の酉」、3度目を「三の酉」といいます
三の酉まである年は火事が多いとされ、火の用心につとめる風習もあります
※今年は三の酉はなしです
熊手は、毎年ひと回り大きなものに買い換えると良いとされ、値切れば値切るほど縁起がいいとされています
粋な買い方があるのでご紹介
値段を聞いて → 値切り → さらに値切り → 頃合をみて商談成立
→しかし、そのまま安く買う事はせずに、
最初に聞いた値段で支払い、値切った分のおつりはご祝儀として渡します
最後は威勢よく手締めが打たれ、ご祝儀を出したお客はお大尽気分を味わい、
ご祝儀を頂戴したお店は儲かった気分となり、周囲の人達も手締めに参加してご機嫌になります
酉の市は、正月準備のはじまりを告げる風物詩でもありますので、
酉の市の意味や自分なりの楽しみ方を探してみて下さい
DB Osakabe